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豆腐事件の巻

いやはや驚きました。
突然のプレゼントを頂いてしまいまして。

本屋の私は一日中レジカウンターの中にいるわけですが、たまにお客さんからジュースやお菓子などの頂きものをします。 正直に言うと、けしてありがたくはないのです。こわいのです。
よく知っている人からならばそりゃありがたいのですが、これまでに何かをくれた人はほとんど面識のない人ばかりでした。

だいたいくれるときには、
「毒は入ってないからね」
なんて冗談を言いながらくれるんですが、
「ドクイリキケンタベタラシヌデ」
なんて言ってものをくれる人は例の時効になった事件のキツネ目男ぐらいでしょう。

今日の頂きものは困ると同時にちょっと笑っちゃいます。
以下はぼくが他のサイトの日記に書いた文からの引用です。

今日はまた不気味なことに、まったく面識のないおばあさんがいきなりカウンターまでやってきて「どうぞ食べて」と言って豆腐を二丁を置いて行った。「あ、あ、いや、ちょっと、困りますよ。ちょっと、ちょっと」と言う言葉には耳も貸さず、おばあさんはにサッサと出て行ってしまった。まさか毒は入っていないだろうけれどこれはいただけないでしょう。申し訳ない気持ちもあるが。まさかどっきりカメラじゃあるまいな。

これがそのブツです。

(商品名は画像処理してちょっと隠してあります)

あなたならどうします?
こりゃどーも。ラッキー!今夜はヤッコだぜ!って喜びますか?
トーフて。なんでやねん。しかも2丁。

ところで、この豆腐をもらった時にすぐに思い出しました。
そういえば前にもいきなり缶ジュースをくれたおばあさんがいたぞと。
そのときも確か日記かBBSにそのことを書いたはずだと思ってその記述を探してみましたら見つかりました。 以下その記述

ひとりのおばあさんがスタスタスタと店に入ってきて、レジのぼくがいるところまできたらカウンターの上にポンと缶の紅茶を置いてスタスタスタそのまま立ち去ろうとする。その間ひと言も言葉は無し。

びっくりして、「ちょっとちょっと、こんな事してもらっ ちゃ困りますよ。」と言うと、ちょっと振り返って「どうぞ」って言う。「いやいや ・・・」と言っているうちにサッサとおもてに出て行っちゃった。

こういうの困るよね。だってその人まったく知らない人だし。知らない人にものを貰っちゃダメっておかあちゃんにも言われたし、ってそれは冗談としても、これはどうしたらいいかね。

缶はまだあったか〜いからその辺の販売機で買ったばかりだとは思うけど、なんかこわい。その人はごくろうさんってつもりでくれたのかな?見た目はなんの変哲も無い缶紅茶だけどちょっと飲めないねえ。

このまま捨てちゃうのって悪いこと?こまったもんだ。そうだ。あした女房に飲ませてみよう。そうしよう。・・・しゃれしゃれ。

そうだそうだ、そうだった。あの時と同じ婆さんに違いない。
だけどどういうつもりなんだろう?
前のは去年の2月頃で、あれからもう1年以上。その間一度も接触なしだよ。
影から密かにぼくを応援してくれてるのかな?ってこわいわ。

この豆腐は結局処分してしまいましたが、ぼくは間違っているのでしょうか。


なんと続編!(2005年1月20日UP)
前述の豆腐事件からおよそ2年近くがたった本日(05年1/20)林檎事件発生です。
以下はブログに書いたものですがこちらにも転載します。
「謎の婆さん」

謎の婆さんと言ってもゆかいな「なぞなぞ婆さん」じゃないよ。
そんな婆さんがいるかどうかは知らんけど。

約2年ぶりの登場だ。前のときも書いてたから2年ぶりってわかった。
そう、あの豆腐事件の婆さんです。
豆腐事件の巻←こちら参照くだされ。サンショウウオ丸焼き。


サンショウウオの丸焼きって1回だけ本物にお目にかかったことあるけど、食えなかったな。だってトカゲだもんね。もう20年位前のことだけど、バイト先の部長さんが連れてってくれたゲテモノ屋でのお通しに出てきた。お通しでサンショウウオって・・。アリのふりかけ玉子豆腐とか、トナカイのペニ●とか、トドのなんたらとか、お品書きはすごいもんばっかりだった。ぼくはひたすら焼きハマグリばっかり食べてたけどね。そのとき3人でたしか3万くらいだったかな。もちろんブチョーが出したけど、あとから経費で会社へ請求するみたいだった。思えばパルプの頃でしたなあ。ばぶる。


話がそれた。
なぞなぞ婆さんに話を戻しましょう。
今日は八百屋編でした。

トコトコトコと店に婆さんが入ってきてぼくのいるカウンターの方へやってきたから「いらっしゃいませ」って言ったら、ぶら下げていたビニールの買い物袋からなんか取り出そうとしてたんで古本の買い取りだなと思ったんだけど、袋から出てきたのはなんとリンゴ。

それ見てすぐに『あ、あの婆さんだ』と思い出したんで「いやいやいや、けっこうですからけっこうですから」と言ってカウンターへ置こうとしたリンゴを無理矢理袋へ押し戻したら「遠慮すんな」って言って今度はトマトを2個取り出してまたカウンターへ置こうとする。「いやいやいや、本当にけっこうですから。困りますよ。ほんとにほんとに」と言ってまた袋へ押し戻したらなんかぶつぶつ言いながら帰っていった。

気持ちはありがたいけどホント困りますよ。なんでくれようとするんだろう?缶ジュースからはじまって豆腐、リンゴと今回で3回目。年に一度のおまじないか?今回は前の豆腐の時から2年ぶりだったけど。

しかも今日のリンゴ、押し戻した時リンゴをつかんだわけなんだけど、なんかふにゃふにゃしてたよ。どっかから拾ってきたんじゃないでしょうね。トマトも傷ついてちょっと潰れてるし。ほかにキュウリとか入ってたけど、八百屋で買ってきたのかな?処分品?そういうちょっと妙な婆さんだから八百屋に騙されて変なのつかまされたとか?八百屋を悪者にするのはよくないか。すんません。いずれにしてもちょっと怖くていただけないシロモノでした。ちゃんとしてても怖くてもらえないけど。っていうか、いらないし。

なぞなぞ婆さんの謎かけだったのか?

 




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