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水平線から白い雲
2020年07月17日(金)


以前、桃天でもよく演奏していた「水平線から白い雲」という曲は、じつはその昔コンテストへ応募した曲なのだ!えーっ!そーだったんですかー?って誰も驚かん。てかそんな曲知らんし。でしょうね。まとにかくそういう曲があるんですけど、そのコンテストへ送った音源がどこへ行ったのやら見つからない。
 
たしかMDに録音したはずなんだけど、ないの。消しちゃったのかな?でもこれを桃天で初めてやるときにメンバーにこの音源を聞かせたはずなんだよねー。あれはカセットテープに録音して渡したんだったかな?とにかく音源は持ってたはずなんだけどない。と思ったら、MIDIデータ発見。
 
これ演奏はシーケンサーで打ち込んだんだけど、そのデータを発見した。フロッピーディスクに入ってた。フロッピーて。どこのゆるキャラやねん。とにかく演奏データは見つかったんだけど、MIDIだから歌は入っていなくて演奏だけ。つまりカラオケね。このカラオケに歌をミックスしてトラックダウンした音源がどこかにあるはずなんだけど、それがどうしても見つからない。やっぱりなんかの手違いで消去しちゃったのかもしれないな。
 
でもまあカラオケは見つかったので、歌はあらためて録音することにした。自宅スタジオで。て金持ちかっ。普通の人は自宅にスタジオなんて持ってないっての。でもぼく一流ミュージッシャンだから持ってるの。嘘だけど。いやスタジオじゃないけど簡易防音室は持ってる。ぜんぜん防音されてないけど。電話ボックスみたいなやつ。まあ近所迷惑にならない程度には遮音されてるとは思う。
 
ところで近年ダンボールでできた簡易防音室ってのが一部で流行ってたでしょ?流行っちゃいないか?でもユーチューバーとか動画を撮影するときに自宅で大きな声出すのがはばかれる人とかも利用してるとかしてないとか、ま、あれよりは50倍マシだと思う。あんなのほんとただの目隠しだからね。外からは見えないだけで音はダダ漏れでしょ。子供の秘密基地レベル。
 
というわけで、大人の秘密基地を使って歌を録り直して、ついでにアコギとコーラスもミックスして完成。この打ち込みけっこう頑張って打ち込んであんなーって我ながら感心した。今ならもうできないと思う。やり方忘れちゃったよ。まあ復習すればすぐに思い出すとは思うけど。たぶん今ならパソコンのソフトでもっと簡単にできるんだと思う。やろうとしないからわからないけど、本気でやろうと思えばすぐにマスターできるんじゃないかな?わからんけど。どないやねん。
 
では「水平線から白い雲」を聴いてください。コンテストってのはヤマハの作曲家コンテストだったんだけど、当然の如く一次審査も通らなかった。審査員も見る目がないね。聞く耳持たずってやつですか?いやまごもっとも。修行が足りんばい。でも自分ではすごく気に入ってる曲のうちの1曲。
 
桃天ではもう何年もやってないんだけど、ベースのイケがこの曲はあんまりやりたがらないからいつもライブの選曲からは漏れるようになった。構成がめんどくさいらしい。それに桃天にしてはさわやか過ぎるしね。おっと無駄話が長くなった。誰が無駄話やねん。誰の無駄話やねん。わしか。ほなさいなら。
 
「水平線から白い雲」
作詞・作曲・編曲:ヤスジ
演奏・プログラミング:ヤスジ
うた:はこだてくん
 

この海の写真のイメージにフィットした曲を作るというコンテスト。合格者にはメジャーデビューの道が開けるとか開かないとかって話だったけど、たとえこのコンテストに合格したとしても、売れるかどうかはまた別問題だもんね。きっかけにはなるかもしれないけど、まあ厳しい世界でしょ。