磁石で実験!磁化水

最近「磁化水」というものの存在を知りまして、ネット検索を駆使してちょっと調べてみました。 最初は「磁化水」ではなくて「マイナスイオン水」という言葉を知ったわけですが、それを調べているうちにそれはいわゆる「磁化水(磁気水とも)」のことだと分かりました。 「マイナスイオン水」とは「磁化水」の商品名のようなものとぼくは捉えていますが(ソーダ水をサイダーというように)、実際のところよく分かっていません。そもそも「磁化水」の定義もよく分かっていません。「強い磁場を通過させた水」 と思って差しつかえないと思いますが、差しつかえあるかもしれません。これまたよく分かっていません。とにかくとにかく、ここでは別に小難しい理論を述べるつもりではなく、磁化水プチ体験をしようという試みです。


では磁化水にはどんな効果があるのか。いや、あると言われているのか。科学的に実証されたわけではありませんので、あくまで体験談として捉えておいた方がいいかもしれません。それらの体験談を聞くと磁化水には確かに何かあるような気がします。例えばどんな効果があるかといえば、
・水が美味しくなる。(まろやか、やわらか、なめらか)
・ご飯がおいしく炊き上がる。
・アトピーがよくなった。
・赤サビが落ちる。
・熱効率が高まる。
・洗浄力が高まる。
・除菌、抗菌作用がある。
・食物の成長促進効果がある。
などなどなど・・・ さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
と、いいことずくめのお水なのです。


ぜひ体験したいものだと思いましたが、各メーカーから発売されているその磁化水を作り出す「磁気活水器」なるものはなかなかお高いです。その効果もあやしげなのにそんな高いお金は払えないなと思って調べていると、その活水器はネオジム磁石(ネオジウム磁石とも)という超強力な磁石を使っていることがわかりました。そこでその磁石を探してみたところある磁石屋さんのサイト(http://www.26magnet.co.jp/ リンクフリーではないようなのでコピペで見に行ってください)にたどり着きました。

やはりみんな考えることは同じで、ネオジム磁石を求めてたどり着いた人は多く、その磁石屋さんへ磁化水について問合わせをする人も多いようで、磁石屋さんのサイトではそれらの問合わせや書き込みをまとめた磁化水コーナー(http://www.26magnet.co.jp/enjoy/enjoy3.html)が作られていました。

そのコーナーを見てみると、ネオジム磁石を買って活水器を自作している人のレポートなどもあり、自分でも簡単に作れそうです。コストもそう高くありません。ということで、さっそく磁石を購入することにしました。磁石の商品リストを詳しく見ていると、自作しようとしていた「活水器もどき」と同じようなものを そこの磁石屋さんですでに作って製品化しているではありませんか。

「おお、ぼくの作りたかったのはこれこれ。これでいいじゃん。自作するより2000円くらい高くなるけど、ほかの材料を買ってきたりするのも面倒だし、これでOK!」
・・・ というわけでそいつを注文しました。

そいつがこいつ↓


角度を変えてこいつ↓

商品名:磁気回路  6090円(税込)
1個 1890円のネオジム磁石を2個使っています。


こいつを水道管に装着して磁化水を作っちゃおうってわけです。
はっきり言って数万円で売られている活水器と原理は一緒だと思います。もしかしたらこっちの方が磁場は強いかも。向かい合った磁石同士の間に磁力は集中していて他へはほとんど漏れていませんから。

(-。-)y-゚゚゚ (-。-)y-゚゚゚ (-。-)y-゚゚゚゚

さて、とりあえずこの磁気回路は後で検証するとして、
先に、ついでに買った磁石のお話をいたしましょう。


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磁化水がいいというのはつまり磁力が水になんらかの作用をしているんだろうから、ほかのものにも磁力を与えてやるとなんかいいことあるんじゃないの?と単純に考えてしまいまして、磁気回路のほかにネオジム磁石を2個買いました。この2個の磁石で何でもかんでも挟み込んでやろうという思惑です。

それで買ったネオジム磁石がこれ ↓

直径20mm 厚さ5mm 吸着力5.6kg 1個 515円


吸着力5.6kgというとけっこうなもんです。
どのくらい強力かというと、

(生命線短かっ)






こーんなに強力。手の平だってくっついちゃう。
それどころか、


手首だってこのとおり。

(お店写っちゃってるし・・・)

ちなみに、磁気回路に使われている磁石の吸着力は20kgです。この磁石の約4倍の強さ。お腹と背中でくっついちゃうんじゃないでしょうか。

さて、磁力のアピールはこのくらいにしまして、(-。-)y-゚゚゚
じつはちょっと勘違いをしていました。

・・・というのは、直径20mmを 20cmと勘違いしてました。直径が20cmもあればお皿のようにして使えるなと思っていたのですが、送られてきたのは当然20mm、つまり2cmの磁石でした。ありゃりゃこりゃまいったね。ということで工夫してお皿(コースター?)のようにしました。

その涙ぐましい工夫の結果がこれ↓

CDケースの中に磁石を入れて動かないようにアンコを詰めました。
名付けて「磁石皿くん」 (グッドデザイン賞ノミネート作品)


さあ!磁石皿くんで実験開始だ!!

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