[ヤブベベの苦痛]
〜人ごとじゃなかったヤブ害〜
これはADSL開通までの苦悩を綴ったライブドキュメントです。当時、日記風に状況を書いてアップしていました。固有名詞はだいたい当て字か伏字か仮名かめいになっています。

2001.12.4 ヤブ害レポート
2001.12.5 天国と地獄
2001.12.7 そもそもの始まり
2001.12.13 なだれの如く一挙解決へ!?
2001.12.22 いつまで続くのイライラの日々
2002.1.6 やったー、ADSL開通だ!



2001.12.3 新たなる旅立ち

一向に繋がる気配のないヤブベベADSLをキャンセルしたのは2ヶ月前だった。それにかわってすぐにゾナットのADSLへ申し込んであって、さあいよいよこれから快適ADSL生活のスタートだ!というところまで来ていたのだが、ここに来てとんでもない落とし穴が待っていた。

ゾナットは予定では先週月曜日(11/26)に繋がるはずだったのだが、12/3の今日になってもまだ繋がらないので問合せてみたところ、まだヤブベベが回線を握っているから工事ができなかったと言うではないか。

ゾナットもそれならそうと早く言ってくれればいいものを、まあそれは置いといて、やはり頭にくるのはヤブベベだ。ヤブベベの非道さはあちこちのBBSやHPに書かれているのを読んで知っていたが、こちとら2ヶ月も前にキャンセルしてあったから、ヤブベベのことは人ごとだと思っていた。

ヤブベベADSLは2ヶ月前にキャンセルしているのにまだ回線を開放していないという。こっちはキャンセルしたつもりでいたけれど手続き上はまだヤブベベに回線を使う権利みたいなものがあるので、ほかの会社がADSLを繋げる事ができないということだ。つまり口先だけのキャンセルで実際の回線開放の作業は終わっていなかったということだ。

まずはこれを早く開放してもらってくださいとのゾナットからの回答。回線開放の手続き、交渉は本人でやるしかないらしい。

これは厳しいことになった。ただでさえいいかげんなヤブベベがキャンセルした人のことを優先してやってくれそうもない。しかも連絡もなかなかとれないし。
メールを送っても返信が1週間でくればいいほう。もちろん電話なんて繋がりはしない。さっきリダイヤルしまくっていたら電話の子機の電池が切れかかっていたからもう今日は電話をするのをあきらめた。この怒りをどこにぶつければいいのだ!
どどーん!!

ここに来てこんな目にあおうとは。こいつぁまいった。
どんなに早くてもまだADSLが繋がるには1ヶ月はかかりそう・・・・・おろろん
(1ヶ月で繋がればいいが・・・・・)
2001.12.4 ヤブ害レポート

きのうのゾナットからの「ヤブベベが回線を握ってるから早く開放するように催促せよ」との回答を受けて、今日はヤブベベへの電話連絡を試みた。夕方5時頃。時間帯が良かったのか携帯用の番号へかけたのが良かったのか10分くらいで繋がった。

と思ったら本題に入る前に切れた。ツーツー・・・
さいわい担当者の名前をしっかり控えておいたので再度リダイヤル。(再度リダイヤルとはこれいかに。またリダイヤルを繰り返したってこと。リリダイヤルってことですね。)
で、すぐ繋がるわけないんだよね。また10分くらいリダイヤルしてようやく繋がった。でもこれはかなり確率は高い方だろう。それはさておき、

「ヤブベベの○○でございます」
当然さっきとは違う人が出たので、
「いまスガタ(仮名-男性)さんという人と話してたんですけど、途中で切れちゃったんで。スガタさんはいま出られます?」
「もう一度お名前をお願いします」
「浅倉です。(仮名)」
「いや、こちらの」
「ああ、スガタ」
「少々お待ちください」
おお、ちゃんと取り次いでもらえんのかな。

「はい、お電話かわりました」
「さっきの浅倉ですけど」
「あ、すみません。途中で切れちゃったみたいで」

エーッ、わざと切ったんじゃないの?だいたい途中で切れたらそっちから電話してこいっちゅうの。履歴だって残ってるだろうし、こっちの電話番号も言ってあるんだ からさ。と思いつつもさっそく本題へ。

いろいろと話しをしたが帰ってくる答えは
「お待ちいただくしかありません」
「いつまでとはお答えできません」

スガタさんによればヤブベベではもう把握しきれなくなっていて、誰がいつキャンセルして誰がいつ申し込んだかがわけわかんなくなってるということだ。そしてその量は膨大なのでその中からうちの回線をピックアップしてくることはできないのだと言う。

「解約の手続きは順次行なってはいますがいつまでとは申し上げることが出来ないのが現状です」っていうから
「それじゃ順次じゃなくて手当たり次第にやってるだけでしょ」と言うと
「お恥ずかしいことですが、おっしゃるとおりでございます」

これってもう開き直り?くじ引きの抽選箱からひとつずつ取り出しては処理しているようなかんじらしい。

「そういう状況じゃ解約の処理がすんでもその人に連絡できないんじゃないの?」
「これもお恥ずかしいことですがそのような状況でございます」

おいおい、こりゃもう手のつけようがないな。仮にその抽選箱であたって解約手続きが済んでもそれをこっちが知る術がないんじゃどっちにしても先に進めんじゃないか。

「まあ、スガタさんにあんまり言ってもあなたがどうこうできるわけじゃないからね」
「いえ、私でよろしければいくらでも怒って下さい」
なんじゃそりゃ。お前はマゾか。

これはもういくら言ってもこっちの回線がどこにあるかも調べられないようになっていると言うのだから埒があかない。残された道はヤブ害によってこうむった損害(ヤブベベに 言われるがままにフラットISDNを解約したばっかりにここ数ヶ月莫大な電話料金になっている。そしてこの先もヤブベベに回線を握られているかぎり他社のサービスが利用できないであろう)と精神的苦痛への慰謝料を請求する訴訟を起こすか、泣き寝入りかのどちらかしかないのか。

「解約の手続きが思うように進まないのはわかりました。それじゃあヤブベベさんが回線を握っている為に他社のサービスが受けられずにその間にかかる莫大な電話代は補償してもらえるんですか。それならいつまでも待っていてもいいんです」
「ふふふ、お怒りはごもっともですがそういうことは出来かねます」
こいつなに笑ってんねん。
「スガタさんにこんなこと言っても、はいと言えるわけないよね。もうしょうがないからちゃんとした手続きを踏んで訴訟を起こそうとも思ってるんですよ。今はネット上からも 簡単に訴訟を起こせる時代ですからね。簡単e訴訟http://www.e-sosyo.comっていうのご存知でしょ」

すると少しあわてた様子で
「あー訴訟も考えておられるんですか・・・少々お待ちください」

待たされること約5分
「あ、お待たせしました。やはりですね、なんと言われましてももうお待ちいただくしかないとしかこちらでは言えないんです。本当に申し訳ありません」
「別に謝ってもらったってしょうがないでしょ。早く解約してくれるか補償してもらうかしかないんだから」

そしてまたなんやかんやとしばらく話してもうこりゃアカンと思ったんで
「わかりました。もうできないものはしかたありません。こっちはその分を補償してもらうしかないんでそのように手続きします」
と言ってもう電話を切ろうとすると
「はあ、訴訟を起こすということですか・・・ちょっとお待ちください」
「いやもういいですよ」
「いえ、ちょっと、ちょっと、ちょっとだけお待ちください」
そしてまた保留音が流れて待たされること約5分。

「大変お待たせしました。やはりですねお待ちいただくしか・・・」
ツーツーツー・・・・・
切れた・・・・・。ぼくがじゃなくて電話が。
電波の状態が悪かったのかわざと切られたのかはわからないがもちろん折り返しかかってくることもなかったし、訴訟を持ち出してもだめだと言うならもう話は進展しないだろうと思ってこちらからもかけなおさなかった。

とりあえず明日またゾナットに電話してみて、こういう状況だけどどうにかなんないのかって聞いてみよう。たぶんどうにかなんないとは思うけど。

こりゃもう慰謝料もらうしかないか。

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2001.12.5 天国と地獄

黒沢明の『天国と地獄』って映画すごく好き。誘拐事件を扱った作品だけどここでいうまでもなくだいたいの人は知っていることでしょう。
と、なぜここで天国と地獄を持ち出したかと言うとやはりヤブ害関連。

きのう一応ヤブベベと話したんで、もしやもしや解約の処理を慌ててやってるなんてことはあるまいかと淡い期待を抱いてエヌテテに「うちの回線はどうなっているのか」と 問合せてみた。
というか問合せたのは妻なんだけど、ぼくが仕事場である店にきて開店の準備が終わった頃に自宅の妻から電話がかかってきた。

「ラララララ〜ン、ランランラ〜ン」
かなりのハイテンションでちょっと引いた。
「なんやねん?」
「いまエヌテテに電話して聞いてみたらもうヤブベベは外れてるんだって!いつ外れたかはわかりませんが大丈夫ですっていってたよ」
「へぇ〜、やっぱりね。きのう訴えるって脅したのが効いたな。よし、じゃあぼくがゾナットに電話しとくよ」
とやっぱりぼくもテンションが上がってさっそくゾナットに電話した。

「これこれこういうわけで・・・」
「そうですか、わかりました。そのように伝えて工事日のご連絡を差し上げます」
よっしゃ、これであとは工事日の決定を待つのみだ。
と、ここまでが天国。

そしてここからが地獄。

喉のつっかえが取れたかのようにすっきりした気分で工事日決定の連絡を待っていると夕方になってアッオ(ゾナットの提携先ADSL会社)から電話がかかってきた。

「調べてみましたらやはりまだヤブベベさんに繋がっているようです」
「え?さっきエヌテテに確かめたらもうADSLは外れているからアッオさんに連絡すればすぐに繋げてもらえると思いますって言われたんですけど」
「それはエヌテテの人がいったんですか?」
「はい。位置位置録で聞きました」

なんということだ。いずれにしてもヤブベベがまだ握っていることは紛れもない事実らしい。しばらくそのアッオの海原さん(仮名-女性)と話しているうちに謎が解けた。エヌテテが もう外れていると言ったのはおそらく、以前使っていたISDNがもうアナログに戻っているということなのだろうということだ。ADSLにするにはアナログ回線でなくてはいけないからだ。確かにヤブベベから言われるがままにISDNは解約してアナログに戻してある。

「もう一度ヤブベベさんに連絡して、いついつまでに開放するようにと強く言ってもらうことはできますか」
「言うのはいいですけど、きのうあれだけ言ってもわかりませんの一点張りだったのだからまず無理でしょう」

それでもとりあえずまた電話をしてみることに。
アッオさんのほうでも何とか他に手はないか検討してみるとのこと。

そしてヤブベベへ電話をすると割とあっさり繋がった。
昼の2時頃というのが良かったのかもしれない。

やはり反応は同じ。
「わかりません」「申し訳ございません」の繰り返し。
だからといってこっちも「はいそうですか」とすぐに引き下がれるわけもないので
「エヌテテではヤブベベから回線開放工事の依頼もきてないと言ってるんですよ。わからないじゃなくて、いつまでに工事の依頼を出すつもりなのか今はっきり言って くれっていってんの!」

その電話口に出ていたコタケさん(仮名)は始めからちょっと気の弱そうな感じだったが10分もしないうちに対応できなくなってしまって 「ちょっとお待ちいただけますか。別の部署へお繋ぎします。そちらならお答えできるかもしれません」と言って逃げてしまった。
誰でもいいからはじめっから話のわかるやつを出せっちゅうの!

しばらく待たされて電話口に出てきたのは元気なイシタニさん(仮名)という女性だ。うるさい客は私に任しといて!といわんばかりの気の強そうな口調だ。

「早く回線を開放して欲しいとのご依頼ですが、それでは調査いたしまして御連絡差し上げたいと思います。その御連絡ですが早くても来週の12日以降になってしまいまして、12日以降のいつとは申し上げられないのですがそれでよろしいでしょうか」
嫌とは言わせないわよという口調だ。

「12日以降いつとはわからないとはどういうこと?」
「ですから一番早くて12日ですがそれ以降いつになるかははっきりと申し上げることができないのです。エヌテテさんのほうから調査の回答がいつくるかもわかりませんので」
「エヌテテは工事の依頼ももらってないって言ってんだよ。だからヤブベベでいつ工事をするかの日取りをはっきり決めてもらってきてくれって言われたから今電話してんだよ」
「ですからそれを調査しまして・・・」
「あ゛?何を調査すんの?」

「工事の依頼がきていないというのはエヌテテの人がおっしゃたのですか?その情報が最新のものかどうかもわかりませんし、見ている部署によって情報が違うこともあるんです。ですからその辺も調査しまして・・・」

「調査調査って、調査してもらうのも結構だけどその結果がいつになるかわかんないって言うんでしょ。エヌテテでは工事の依頼もきてないって言ってんだから、もし前に工事依頼を出してあったとしてもいいからもう一回出してよ」

「はい、わかりました。私のほうで申請しておきます」
「それはいつやってくれんの?」
「本日私のほうで書類を作りまして提出します。ただそれがいつまでにエヌテテさんのほうに渡るかというのははっきりとは申し上げられないのですが」

「なにそれ!何でそうなるの」
「私のほうでは間違いなく本日提出しますがその書類がいくつかの部署を回りますのでいつになるかと言うのがはっきりとは申し上げられないのです」
「じゃあ、あなたがこれはうるさい客のだから先にしてって言ってくれればいいんじゃないの」

少し引きつりながら、
「私から早くするように申し伝えることも出来ますが、そういうお客様もたくさんいらっしゃいますので、あとはそれを受けとったものの考え次第ということになってしまうのです」
おいおい、そんなこと言っちゃってどうすんのよ。と思ったがあきれてしまってなんと言っていいかわからず
「それじゃ他の部署なんかに回さないで直接エヌテテに送ってよ!」
「そういうことは出来ないのです。それに、もしそうしたとしてもそれをエヌテテさんのほうでいつ開くかというのもわかりませんし・・・ですからそのあたりのことも調査しましていつ工事ができるかということがわかるのが一番早くて12日ということなのです」
「一番早くて12日だけど12日以降のいつになるかはわかんないわけでしょ」

堂堂巡りだ。
はじめ強気だったイシタニさんももうオロオロ声になっていた。

「じゃあわかりましたよ。一番早くて12日ですね。それじゃあどっちにしても12日に電話くださいよ。調査の結果がまだわからなかったらわからないでいいから、とりあえずまだわかりませんっていう連絡をください」
「それは出来ません」
「なんでできないの?結果がわかれば連絡くれるんでしょ。じゃあ、わからなくてもわからないって連絡くらいはできるじゃない」

「・・・・・・・・それは・・・」
「そういうマニュアルはありませんっていうの?」
「そういうことではなくて・・・はっきりしないことをご連絡することは出来ないのです」
次から次へと言い逃れを考えるものだ。しかしもうかなりアップアップしている。もうこれ以上言ってみたところでしょうがない。

「わかりました。じゃ確かにきょう工事依頼を出してくれるんですね」
「はい間違いなく私のほうでは提出いたします」
「それはなんですか、文書の形で提出するのですか」
「そうです。文書にしまして提出します」
「そうですか。それじゃあ、その文書をこっちにもFAXで流してもらえませんかね」
「そのようなこともすることが出来ません」
「機密事項はもちろん隠してもらって構いませんよ。確かに文書を製作したということがわからないとこっちは信用できないもんね」
「絶対に間違いなく提出します。信用できないと言われてしまうともうどうすることも出来ないです。嘘をついたりということは絶対にありません」
「だってきのう電話した時にスガタって人に結局だまされちゃったもんね」
「え、どんな言い方をしていましたか」
「これこれこうこう・・・・・」
「ああそうですか。確かにスガタの部署ではお答えできない内容だったのです」

イシタニさんはもう今にも泣きそうな感じになっていた。
もういくら言っても話は進展しないだろう。
「わかりましたよ。早くて12日ということだからそれに期待します。12日は無理としてもその週には連絡をもらえることを期待しています」

「本当に申し訳ありません。失礼いたします」
明らかにやっと開放されたという安堵の声にかわっていた。

別にそのイシタニさんをいじめたわけではない。何とかこっちの当然の要求を受け入れさせようと努力したまでだ。結果的にこっちが根負けした形になってしまった。

さて本当に来週連絡をもらうことができるのか。まずダメだろう。
今頃あのイシタニさんは
「いや〜まいったわ。やっと言いくるめてやったわよ。ウザイったりゃありゃしない」
くらいは言っているのではないか。
それとも自己嫌悪に陥ってるかな。

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2001.12.7 そもそもの始まり

12/7時点で進展なし。頼みの綱のアッオからの連絡も入らない。アッオが連絡をくれないのはきっと今検討中なだけで、けして放ったらかしにされているわけでは ないはずだ。担当の海原さんもこの前電話を切る時に「ではまたこちらから浅倉様宛てにお電話いたします」と言ってくれた。いいぞアッオ!贔屓にしまっせ。
それにひきかえヤブベベはちゃんと約束通り動いてんだろうな。絶対信用できん。

では今日は回線を握られてしまった経緯をお話しましょう。
ISDNを解約したのはもう3ヶ月ほど前(8/22)でそれはヤブベベから次のようなメールがきたからだ。
============================
お客様にお申し込みいただきました回線はISDN回線のため、ヤブベベADSLサービスを提供するためにはアナログ回線に変更していただく必要があります。
※アナログ回線変更後、10日程度でサービス提供が可能となりますが、その間つきましてはダイヤルアップによる接続をお願いいたします。
============================


それでさっそくISDN解約の手続きをして御丁寧にヤブベベへもメールを書いた。
============================
前略
以下のように決まりましたのでよろしくお願い致します。
ヤブJ.ID:***********
エヌテテへの依頼日:8/17
エヌテテの受付担当者名:○○○様
アナログ回線変更工事予定日:8/22
草々
============================


そして待つこと約2週間。モデムが送られてきた。おっ、いよいよADSL開通だな。
いそいでLANボードとケーブルを買ってきて接続!・・・・・アカン
そもそも電話の発信音もいまでのままでかわりがないからまだADSLにはなっていないだろうとは思っていたがやはりそうだった。ま、2、3日で繋がるべ。と思って待つことに。

しかし待てど暮らせど繋がる様子なし。
ヤブベベのステータス画面で確認してみると、

「9/10開通 モデム送付済み」
となっている。

そんな馬鹿な。絶対にこちらの接続、設定ミスということはないはずだ。
で、問合せのメールを出す。(この頃はまだ電話の窓口はなかった。)

============================
ステータス画面で確認しましたら2001/09/10開通となっていて、たしかにモデムも到着しておりますが特に開通のご連絡を頂いておりません。もうつなげることができるのでしょうか。電話の発信音は今までと変わりなく、もうADSL回線になっているのかどうかわかりません。ご連絡いただけますようお願いいたします。
=============================


1週間後それに対する返答がきた。
=============================
収容局は開局工事が終わっているのですがお申込者が殺到している為、収容局とお客様の回線接続工事にお時間がかかってしまっている状況になっております。
大変申し訳ございませんが、今しばらくお待ちください。
また、モデム接続の件につきましては、ご登録の際、「ADSLモデム・スプリッター取付工事を希望しない」ということでお受けいたしておりますので、お客様ご自身にお取り付けていただくことになります。
=============================


なんじゃいそりゃ。なめとる!
しかも誰もモデムの取り付け方がわからないとは言っとらん!
それでもどうしようもないのでしばらく待ってみることにしたがやはり繋がらない。

いったいどうなっているのやらとヤブベベのHPを調べると接続状況一覧という画面があった。それを見ると「○○局(うちの局)増設工事中。10/25開通予定」となっている。

なんといつのまにか増設待ち組に回されているようなのだ。ISDNを解約してから10日ほどで開通という約束だから本当はステータス画面どおり9/10に繋がっていなくては いけないはずだ。それが増設待ち組に回されているに違いない。しかも10/25に本当に繋がるという補償もない。こりゃダメだ。もうヤブベベはキャンセルしてゾナットにしよう。
というわけで9/30にキャンセル。

===========================
7月に申し込みをして9/3にモデムも送られてきましたがいまだつながりません。フラットISDNを解約してから10日ほどでつながるとのことだったのに、すでに1ヶ月以上もたっていてその間の電話料金が膨大になってしまっています。先ほど接続状況の一覧で確認したところ10/25の予定となってましたが間違いなく10/25に開通するかも不安ですので、申し込みを取り消したいと思います。
つきましては送付済みのモデムの回収をお願いいたします。もし返送ということでしたらどちら宛に送ればいいのかご連絡ください。なお送料は着払いとさせていただきますがよろしくお願いいたします。
ヤブベベ様の電話番号がわからないのでなかなか連絡がとれずに困っています。こうしてメールを送らせてもらってもいつ返事がくるか予測できないのでとても不安です。
申し込みは申し込み取り消し画面から行ないますのでモデムの回収の件についてご連絡をお願いいたします。
============================


1週間後その返事
============================
お問い合わせいただきありがとうございました。
また、ご連絡が大変遅くなり、誠に申し訳ございません。

モデムの返送先につきましては、ヤブベベ配送センターまでご返送いただけますようお願い申し上げます。

<モデム返送先住所>
*****************

またの機会がございましたら、ヤブベベサービスをよろしくお願いいたします。
=============================


なにはともあれ解約成立だ。さあ、ゾナットに申し込もう!

そしてゾナットADSLの申し込みも順調に進み11/26接続工事予定日決定のお知らせをもらって長い道のりだったがようやくゴールが見えた。
と、ほっとしたのも束の間、そのゴール直前に落とし穴が掘ってあったのである。

ゾナットからの連絡によると
「確かに11/26に工事をしたのですがまだ他のADSLサービス(ヤブベベ)と繋がっていたためエヌテテのほうからNGの報告を受けました」

がーーーーーーん

こうしてヤブベベが回線を握っていた事実がわかり、早く回線を開放するようにとの催促をする戦いが始まったのである。

さていったいどうなることやら。
なんてひとごとみたいに言ってる場合じゃないっちゅうの!

追記:
けっきょくISDNを解約してまもなくヤブベベに回線を握られてしまったと思われる。ここから学べることはADSLの工事が確定しないうちは他のサービスを解約すべきではないということ。

アッオさんにISDNを解約した経緯を話すと驚いていた。
「ヤブベベさんはそういうやり方してるんですか。普通は、例えばうちなんかだとISDNをアナログに戻す工事とADSLを繋げる工事は同時に行ないますから先にISDNを解約してもらって待たせるなんてことはありませんよ」

そうでしょうそうでしょう。やっぱりそうですよ。ぼくもへんだなあと思っていました。
憎むべきはヤブベベ。くやしいったりゃありゃしない!

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2001.12.13 なだれの如く一挙解決へ!?

気を揉んだこの数週間だったがようやく光が見えた。予想外の早さでヤブベベからの連絡が入ったのである。まあせっかくだから順を追ってお話しましょう。もったいぶるなって?

12月5日
「わかりましたよ。早くて12日ということだからそれに期待します。12日は無理としてもその週には連絡をもらえることを期待しています」
ヤブベベのイシタニさんにこの言葉を残してとりあえず成り行きを見守ることとなった。

すぐにアッオの方からも連絡が入るはずだと思っていたが、3日たっても4日たってもアッオからさえ連絡が入らない。まさかアッオからも見捨てられたのではとの不安が募ってきて、とりあえず12日までは待ってみようと思った翌12月11日

「ゾナットのイマイ(仮名)と申しますが・・・」
その聞き覚えのあるかぼそい声の女性は最初にゾナットに電話を入れたときに担当してくれたイマイさんの声だった。

「先日もうヤブベベさんの方は回線を開放しているとエヌテテさんから連絡をもらったとのお話でしたが、やはりまだ繋がっているようでございまして・・・」

あれあれ?そのことはもうこのまえ話したぞ。だから早くそれを開放させるためにいま苦労してるんじゃないか。
「えーっと、ちょっと話が前後しているようなんですけど・・・」


その件はもうアッオと話していること、そしていまはヤブベベからの連絡待ちだということを説明すると
「あっ、そうでございましたか。アッオのほうから直接連絡があったのですね。こちらの情報ではまだそこまで伝わってきておりませんでしたものでその後どうなったか心配になりましてお電話させていただいたのですが、直接アッオのほうと交渉を進めておられるのでしたらそのほうがスムーズに進むかと思いますのでそのようなかたちを取らせていただきたいと思います」

どうやらプロバイダのゾナットとADSL接続会社のアッオとの連携があまりスムーズではないようだ。 しかしうれしいではないか。こうしてわざわざ電話をかけてきてくれるのだから。これがヤブベベならこっちから電話してもいいかげんなこと言って追っ払われてしまうのだ。
とはいえ、これが普通なのだろう。ヤブベベが異常なのだ。

さあ、明日は12日。一番早くて12日に連絡できますと言っていた日だ。もちろん期待はしていないが淡い期待は捨てきれない。

そして12月12日
案の定なんの連絡もなかった。99%そう思っていたから別に腹も立たない。今週いっぱいはおとなしく待っていよう。来週になったらまた行動を起こすことにしよう。

そんな悶々とした日々を経て今日12月13日になった。
午後4時頃である。

「ヤブベベと申しますが、浅倉まりも様(妻-仮名)はいらっしゃいますか?」
おお、ヤブベベからの電話だ。しかしきゃつは自分の名前を名乗らないぞ。それでも高まった気分ではそんなことはたいした問題ではない。
「私も浅倉ですけど」
「えっと、まりも様はいらっしゃらないので?」
「あのー、ADSLの件ですよね。それなら私が承ります」

そして待ちに待ったその言葉を耳にすることが出来たのである。


「12/7に開放工事の申請が出ておりまして、きのうエヌテテさんのほうから本日13日が工事との連絡を受けましたのでもう完了している頃かと思います。お客様のほうでもイチイチロク番の方に確認をとってみてください」
「ということはもう他のADSLを繋げることができるということですね」
「左様でございます。これで完全に解約手続きの方が終了したことになりますので。長らくお待たせして申し訳ありませんでした」
「そうですか。はい、わかりました」

きのうまでの怒りはどこへやら、すっかり嬉しくなってしまった。しかしもちろんこちらの口からありがとうございましたなんて言葉は出ない。というか、嬉しさのあまり思わず「ありがとうございました」と言いそうになって慌ててその言葉を飲み込んだ。なんで御丁寧にこちらが御礼を言う必要があるのだ。おれはそこまでお人よしじゃないぞ。浮かれ気分のまま電話を切ろうとしていたが、ふと、またもしものことがあったらということが頭をよぎり
「あっと、失礼ですけどお名前は?」
「カノウ(仮名)です」
「私は浅倉です」


今さら自分が名乗ってどうする!カノウさんは浅倉宛に電話してきているのだぞ。しかしそれが浮かれてしまっていた証拠だろう。

今となってはすべてを水に流してやろうという気分になっているが、やはりけじめとして今日の連絡内容についてもちょっと言っておこう。

[1]12/7に開放工事の申請が出ておりまして
なんだやっぱりこの前の電話のあと慌てて申請を出したんじゃないか。もう出してあってエヌテテで工事をしないだけだみたいなことを言っていたくせに。ただあの時の電話で対応をしていたイシタニさんが「はい間違いなく私のほうでは本日提出いたします」といった言葉に偽りはなかったようだ。もっとも電話の切り際に
「もしまた連絡がないようなことがありましたらイシタニさん宛てに電話してイシタニさんに窓口となってもらいますのでよろしくお願いします」と言っておいたのがよかったのかもしれない。またあんなうるさいやつから電話がかかってきちゃたまらんってとこではないだろうか。それは勘ぐり過ぎかな?

[2]エヌテテさんのほうから本日13日が工事との連絡を受けましたので
やはりそうだ。ヤブベベで申請を出せばエヌテテはすぐに工事をしてくれるんだ。それをヤブベベでは申請を出しても工事はいつになるかわからないなんて言って、先延ばし先延ばしにしようとしていたとしか考えられない。

やはりこういうことはおとなしく待ってちゃいけないということだ。理不尽なことは強く抗議するに限る。気弱な客はどんどん後回しにされるに違いない。この状況を知った人から、総務省を通して抗議すればすぐに回線を手放すらしいという情報ももらったが、つまり強く出なきゃだめだということだ。

すぐにアッオに電話をしてエヌテテの工事は終わっていることを伝えた。あとはアッオのほうの工事がいつできるかという連絡を待つだけだ。遅くとも1週間はかからないだろう。

なんて思っているとまたNGが出たりして。
それが今回のタイトル「一挙解決へ!?」のハテナマークがついているゆえんである。

さて次回、「やったー、ADSL開通だ!の巻」をもってこのレポートを終了させることができるのか。一抹の不安を残しつつ、まずはこのへんで。 TOPへ戻る


2001.12.22 いつまで続くのイライラの日々

さて、あれからもう10日がたちました。
そして今こうしてお伝えしているのは「やったー、ADSL開通だ!の巻」ではなく「いつまで続くのイライラの日々の巻」という事実。なかなか思うように事は進まないものだ。
結論から言うと、一応12/25が工事予定日となった。一応というのは下駄を履くまでわからないから。もうぬか喜びはうんざりだ。なにはともあれ今日までの経過を軽くお話しましょう。

12月13日
ヤブベベから解約完全成立の連絡を受けてすぐにアッオへ電話を入れる。電話口に出たのはサポートセンターの桑藤さん(仮名-女性)。

「これこれこういうわけで、以前にそちらの海原さんからも電話をもらっていてお話を進めていたんですけど」
「では海原に代わったほうがよろしいですか?」
「いえ、桑藤さんのほうでも話がわかるようでしたら構わないんですけど」
「そうですか、ではわたくしが承ります」
「・・・というわけで、さっきヤブベベから連絡が来まして、もうエヌテテのほうでも回線開放の工事は終了しているということです」
「本日工事も完了しているのですね。わかりました。私のほうから海原へも伝えておきます」
「それじゃあ、このあとの流れとしてはアッオさんのほうで工事日を決めてもらって、こちらに連絡をもらえるということですか?」
「えー、そうですね。そういうかたちになるかと思います」

れれ?なんか頼りない答えだな。はっきりそうですと言って欲しいのに・・・との思いがチラッと頭をかすめたが、まあ大丈夫だろうという思いのほうが強くて
「それではよろしくお願いいたします。失礼いたします」
オペレーターの桑藤さんも恐縮するくらい馬鹿丁寧にあいさつをして受話器を置いた。

「明日にでも連絡もらえるかな?」
「いきなり明日に繋がったりして」
「いやいや、そんな期待してちゃまた地獄へ突き落とされるぞ」
「まあ、週明けの月曜日(12/17)には連絡くるべ」
「よし、今日は寿司だ寿司だ。めでたいめでたい」

妻とそんな会話を交わしながら期待に胸を膨らませるのであった。(ちなみに寿司はやめた。完全に繋がってからにすることにした。― いま思うとそれが正解であった。それにしても、こんなことで寿司を食おうなんて、かなしいかな小市民)

そして週明け12月17日(月) うちのお店が定休日の今日も店に出てきて作業をしつつ、今か今かと電話を待つがけっきょく電話は鳴らず。

きっとぼくが店に来る前に電話があって、アッオの人は留守電の「本日は定休日です」のメッセージを聞いたから明日かけ直すつもりなんだろう。
そう、いつだってぼくは楽観的だ。あわてないあわてない。

翌12月18日(火) やはり連絡なし。ちょっと不安になってきた。
「ねえ、アッオに電話してみて。このままじゃ年末年始でずっと工事できなくなっちゃうよ」
妻もだいぶんイラついてるようだ。
「うん、あした連絡なければ電話してみるよ」

12月19日(水) 午後4時過ぎ、夕方近くなっても連絡がないのでこちらからアッオへ電話をしてみた。出たのはサポートセンターのツヅキさん(仮名-男性)

「今月の6日に連絡をして以来そちらからの連絡を待っているんですけど、工事の予定はどうなっているのか知りたくてその問合わせなんですけど」

このとき、13日に電話した時のことを、その前の6日に電話した時のことと錯覚してしまっていた。しかし、たいした混乱もなく会話はつづく。

「電話番号とお名前いただけますか」
「03-****-****,浅倉です」
「はい、確かにご連絡いただいた履歴がこちらに残っています。え〜、まだ工事日をご連絡する手配にはなっていないですね」
「えーっ、もうあれから随分経ってますよ。あの時の話ではヤブベベの回線開放の工事が終わってから1日2日とはいきませんが、できるだけ早急に対応しますって言ってたから、今日か明日かと待っていたんですよ」
「エヌテテの工事の関係もありますからすぐにとは行かないのです。今のところ工事の予定は決まっていませんのでいつとはわかりません」

なんだかヤブベベみたいなことをいっている。

「いや、そうではなくて、はじめは11/26に工事が決まっていたんです。それで工事しようとしたらヤブベベが回線を握っていることがわかったんで、それを開放したら早急にという話だったんです」
「そうですね、これはあくまでも可能性として聞いていただきたいのですが、今度は12/25にエヌテテで工事をする日程となっているのですが、もしかしたらその中に入るかもしれません。あ、これはあくまでもそういう可能性があるということですから。入るかどうかはわかりません。あくまでも・・・」
「いや、そうじゃなくて!あの、前に海原さんって方からも電話をもらってまして話をさせてもらってたんですよ。ちょっと海原さんに替わってもらうことはできませんか」
「部署が違うのでお繋ぎすることはできません。ただ誰が出てもわかりませんとしかお答えできないと思います」

なんだなんだ、ヤブベベとまったくおんなじじゃないか!イライラがつのる。

「だからさっきから言っているように、ヤブベベの回線開放工事が終わったという連絡を6日にして、そちらから工事日の連絡をもらえるということだったからずっと待ってたわけですよ」(まだ6日と13日を混乱している。こっちは6日から待っていると思っているので12/25と聞いてなおさらイライラしている。しかし実際、こちらから連絡しますとは6日の電話の時も言われていた。)

「まあ連絡が電話になるかメールになるかははっきりしておりませんが、電話で直接連絡ということはまずないのではないかと思います」

ダメだ。まったく話がかみ合わない。

「どうも話がスムーズに伝わらないようですね。海原さんが状況をわかってると思うんですが、なんとか替わってもらえませんか」
「すぐに替わることはできません。こちらで海原のほうにも確認を取りまして、折り返しご連絡というかたちになりますが」
「じゃあ確認して折り返し下さい!」
「はい。わたくしカスタマーサポートセンターのツヅキと申します」
なに改めて名乗ってんだ、もーもー
「はいよろしく」

いったいどうなってんだ。あれじゃヤブベベとおんなじじゃないか!
あいつはヤブベベを退社してアッオに入ってきたんじゃあるまいな。イライラがかなり上りつめてきたところだったが、5分後さっそく折り返しの電話が。

「アッオのツヅキと申しますが」
またお前か!くぅ〜、 しかし冷静さを保ちながら、
「あ、はいどうも浅倉です」
「確認しましたら、12/25で決定ということです。はい、12/13に担当が海原からほかのものに代わっておりまして、そのものに確認しましたら12/25で決定ということで、ゾナットのほうへもすでに連絡済とのことです」

ここで初めてこのまえ最後に電話したのが12/13だったことに気がついた。そうだ、13日に桑藤さんに伝えたんだった。桑藤さんは海原のほうへは私から伝えておきますと言ってたのにアンタが担当になってたのか。やはりちゃんとひとりの人を捕まえとかないと話が進まんわい。まあ、13日に電話して25日開通じゃそれほど遅くもないかな。結局はじめの予感通り11/26の開通予定から丸1ヶ月かかってしまった。

「12/25決定ですね。わかりました。このまえ海原さんのほうから私宛に電話をくれると聞いていたもんですからずっと待ってたんですよ」
「あ、配置換えとかあったもんですから、それで引継ぎがうまくいかなかったのかもしれません」
あーっ、やっぱりお前はヤブベベの回し者か!そんな嘘までつかなくて結構!しかし気持ちを抑えて、
「それじゃあよろしくお願いします」
こちらの温和になった声に安心したのか
「ほかに何かご質問などはございますか?」
「え、いや、別にないです」
「ではモデムのお届け先はこちらにご登録されているご住所でよろしいですね」
ピキピキピキ、またイライラバロメーターが上昇してきた。
「だから、何度も言っているように、本当は11/26に開通予定でもうモデムも繋げて待っていたわけですよ!」
急にまた声色の変わったぼくに慌てたようなあきれたような様子で、
「ではそれをそのままお使いになるということで、はい、かしこましました。近いうちにゾナットのほうからもメールで正式なお知らせが届くと思いますので。わたくしカスタマーサポートセンターのツヅキと申します」
もう名前はええちゅうに。
「はいよろしく」

こうして、ようやくかなり明るい日差し見えたのでした。
しかししかし、ここで気を抜いちゃイカン。それが証拠にツヅキさんが言っていた「ゾナットからの正式なお知らせ」が12/22の今日になっても届いていないのだから。22、23、24と世間では3連休だ。となると、もうお知らせが届く可能性はかなり低い。明けて25日には正式なお知らせなしでもちゃんとやってくれるのだろうか。
ちょっと、いや、かなり不安だ。

さてさて、いよいよ週明けには「やったー、ADSL開通だ!の巻」をお届けできるのでしょうか。一抹の不安を残しつつ、本日はこれまで。 TOPへ戻る


2002.1.6 やったー、ADSL開通だ!の巻

そうです。ようやく念願のADSLが開通しました。開通してから今日で2週間。もう年が明けて2002年1月6日です。いよいよこのヤブベベ物語も完結する時が来ました。今さらくどくど書くこともありませんのでさらりといってみましょう。

12月19日にアッオのツヅキさんから「12/25に接続工事決定」の返事をもらってまずはひと安心。ひとつ気にかかっていたのは「ゾナットのほうからもメールで正式なお知らせが届くと思います」と聞いていたのにその正式なお知らせが届かないこと。
12月22日(土)になってもまだ届かない。23日は日曜日だし、24日は23日天皇誕生日の振替休日だ。当然ゾナットのような大手企業はしっかりと休みはとっているだろうからこのまま休み明けまで連絡はこないのじゃないのか。連絡なしでもちゃんと25日には工事をしてくれるんだろうな。

12月23日(日) 思った通りメールは届かない。
12月24日(祝) やっぱりメールは届かない。ブルークリスマスの陽が落ちる。なにはともあれ勝負は明日だ。何の勝負かわけがわからないが、気分はもう勝ち負けの問題になっている。そんな開き直った気分で仕事をしていると晩飯を作りに自宅へ戻った妻から電話があった。

トルルルルルルゥ〜
「はい、ブックでゴザールです」
「ララララランランラ〜ン」
ささやくようなランランランだ。この前のハイテンションなランランランはこのヤブベベHPに書かれてしまったことを意識して抑えているようだ。しかしそのランランランで何がおきたかすぐに理解できた。
「モデムのADSLLINKのところが点灯してるよ。もうつながったってこと?」
「おお、そうだ。やったね。祝日でも工事してくれたんだな。今日は早めに帰って設定するよ」

というわけで予定の12/25の前日12月24日にADSLが開通したのです。その日は早めに帰って接続の設定をするつもりが結局いつも通りの真夜中過ぎになってしまって設定が完了したのはもう明け方近かった。インターネットエクスプローラーを起動させ我が家のホームページをクリックすると、カチッパッ、カチッパッ う〜ん速い。なんのストレスも感じさせない。店ではフラットADSLなのだが、1.5Mbpsなのでこの8MbpsのゾナットADSLはやはり格段に速い。それよりなにより定額常時接続なので、もう電話代を気にしなくていいのが一番だ。

ちなみにどれくらいの速度が出ているのかをさっき測定してみた。
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測定サイトhttp://speed.on.arena.ne.jp/v2.0.8
測定時刻2002/01/0618:18:00
回線種類/線路長ADSL/-km
キャリア/ISPAAO8Mbps/zo-nat
ホスト1WebArena(NTTPC)2.27Mbps(974kB,3.6秒)
ホスト2at-link(C&WIDC)1.98Mbps(758kB,3.1秒)
推定最大スループット2.27Mbps(284kB/s)
コメントAAO8Mbpsとしては標準的な速度です。(3/5)
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あれれ?こんなもんなの?まあいいか。
一般家庭で使うには十分すぎる速度だろう。そして何度も言うように電話代を気にしなくていいのが何よりだ。

ところでゾナットからはいまだになんの連絡もないんですけど・・・。
まあもうつながってるからいいんだけど。来月の請求書を見てビックリなんてことはないでしょうね。そんなことになったらまたこのHPの続編を書かなくちゃいけないぞ。「ゾナットの青春」てなタイトルで。(なんとなく・・・タイトルにはとくに意味なし)

ちなみに現在はヤブベベでも申し込んでから3週間くらいでつながるようです。一番最初の混乱時期に慌てて申し込んだ人はみんなえらい目にあったようですが、いまなら大丈夫らしいです。でもあくまでも噂ですから最後の選択はご自身の判断で。

でも今だに闘いつづけている人もいるに違いありません。もしこのHPがそんな人たちにとって何かの参考になればこんなにうれしいことはありませんが、なんの参考にもならないことはわかっています。そんなことよりも、これほど苦労した体験ネタを皆さんにも楽しんでいただけたならこれこそ本望。感謝感激雨霰。

「ヤブベベの苦痛」 これにてお開きとさせていただきます。


ご清聴ありがとうございました。

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尚、これらの状況はその当時のものであり現在は改善されているかもしれません。これによって偏見をもたれることのなきよう付け加えておきます。ただ、当事者の私としましてはもうすっかり偏見を持ってしまっているので今後もヤブベベを利用することはまずないでしょう。(2002.9月追記)



かつてんくん