2007年版 ヤスジの函館帰省ものがたり
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魚一心(うおいっしん)の巻


一年半ぶりに再会した友人たちと一杯のみに行きました。いつも帰省するたびに刺身刺身と言っているぼくのために、友人たちはぼくを魚河岸酒場「魚一心」へ連れて行ってくれました。地元ではけっこう評判のお店らしいです。美味しいお刺身の数々に大変満足しました。 しかもリーズナブル!お薦めです。

魚一心


●それでは、この日頂いた料理をずずずいーっと紹介していきます。



活イカのお造り 1500円
活イカ
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なんと言ってもこれが一番でした。今まで泳いでいたイカですから、ミミからアシまですべて頂けます。ゴロ(内蔵)も新鮮なのでぷりんと立っています。身が透き通っているので皿の柄が透けて見えていました。 何をさて置いてもこれはぜひ頂きたい一品です。

こちら(東京)でお取り寄せなんてできるのかな?と思って調べてみたら、送料などを含めると1杯4000円くらいはするようです。 うーん、普段は食べられないなあ・・・年に一度の帰省の際の楽しみです。



平目、油子
平目、油子
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油子(アブラコ) とはアイナメの地方名です。 ぼくも子供の頃によく釣りました。小学生の頃は釣り少年だったのです。子供の頃のぼくは、魚を釣るのは好きでも食べるのはあまり好きではなかったので、釣ってきた魚は父がよく食べていたように覚えています。ぼくが魚好きになったのは上京して酒の味を覚えてからです。好きだと言っても刺身の魚のことで、煮たり焼いたりした魚はとくに進んで食べたいとは思いません。



シマアジ、サンマ、つぶ貝
シマアジ、サンマ、つぶ貝
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この三品ももちろん超マイウーでしたが、盛付けがイマイチ?ちょっと皿が大きすぎるのでは・・・、ま、見た目よりも安さと旨さ(活きのよさ)が勝負の漁師の料理といったところでしょうか。おそらく自分のところでとってきた魚を自分でさばいているのだと思います。違ってたらすみません、、、

活イカ以外は値段を忘れてしまいましたが、刺身はだいたいが680円か780円でした。その日とれた魚がおもなメニューですから、 メニューは日替わりと思われ、手書きのお品書きでした。チラシの裏にボールペンでぎっしりと書き込まれていました。チラシの裏というのがなんともいい味出してます。お品書きも写真に撮ってくればよかったな、、、忘れて残念。


じゃがバター
じゃがバター
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じゃがバターを頼むとイカの塩辛も一緒にくっついてきます。イモとバターと塩辛を一緒に口の中へ入れると絶妙なハーモニーをかもし出すのです。こんな食べ方初めて。函館ではとくに珍しいことでもないらしいです。函館育ちのくせに知らなかったけど・・・


やきとり
やきとり
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豚肉のネギマですが、函館(北海道全域?)ではこれも焼き鳥と呼びます。函館で暮らしていた子供の頃には何の疑問も持っていませんでしたが、函館を離れてから「変だなー」と思うようになりました。たいした問題ではありませんが、焼き鳥を頼んだのに焼き豚が出てきたと怒らないように、予備知識として持っておくのもいいかもしれません。


サンマのつみれ揚げ
サンマのつみれ揚げ
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刺身に夢中で一切れしか食べませんでしたが美味しかったです。ご飯のおかずにしたいです。



4人でこれだけ食べて、しこたま飲んで、ひとり3500円ほどでした。安い!お酒にはとくにこだわっていないようで、ごく普通のお酒しかなかったように思います。「はこだてワイン」も置いてあったので、それの白を飲んでみました。うーん、やっぱワインはフランスですかね、、 。地ビールを飲ませる函館ビアホールも近くにあることなんだし、そこと提携して「はこだてビール」も置けばいいのになあと思いました。 もしかしてもう置いてある?チェックしなかったので勝手なことを言ってますが、まさか最初に出てきたビールが「はこだてビール」だったとか?
次は、ノスタルジアの巻です。
 
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(追記:2008年にも魚一心へいきました。)
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