No.639の記事
掻揚げ食いながらのぉ歌い納め
2017年12月31日(日)


今年もあと数時間で終わりだ。大晦日だ正月だと言ってもとくにこれといって特別なことをするわけでもなし、いつもどおりに過ごしていますよ。ただ今日はさっき掻揚げ揚げた。札幌から帰省してくる妹のリクエストにお答えして。
 
言うてもぼく、東京にいた頃は6年くらい蕎麦屋でバイトしてたから、掻揚げ揚げるのはけっこうプロ級なんですよ。自分で言うのもなんだけど。まあ客に提供してたわけだから正真正銘のプロと言えなくもないけど、入ってきて2週間かそこらの新人さんも揚げてたからな、、、誰にでもできるっちゃできるんだけど、6年も毎日毎日1日100個くらいの掻揚げを揚げてりゃ、やっぱ新人さんの揚げたのとは一味違いますわな。こっそり味の素入れてたからね、、、ってウソやで。
 
たまねぎ、にんじん、春菊、小麦粉、水、ただこれだけ。ほかは一切なんにも入れないんだけどなぜか家庭では出せない味になるんだよね。いやほんと、自分で揚げてて不思議だったもん。なんでこんなにおいしいんだろうって。道具も関係あるのかね?たっぷりの油で適正な温度で揚げるからかな?あ、あと黄金比率だろうね。具、小麦粉、水の比率を間違えなければおいしくできるんじゃないかな?
 
ということで、お兄ちゃんの掻揚げが食べたいというので揚げたった。ご家庭のガスコンロで少しの油で揚げたけど、やっぱそれなりにプロっぽい仕上がりになったよ。久しぶりに揚げたら肝心の黄金比率はすっかり忘れてたけど、大体こんな感じじゃなかったかな?って感じでやったらそんな感じに仕上がった。長年の経験やね、、って長年やってたくせに比率を忘れるってどないやねん。
 
ぼくはメモとか全然とらなかったからそういう資料もない。普通は新人さんはポッケにメモ帳を入れておいて先輩から教わったことをすぐにメモして勉強するらしいんだけど、ぼくはそんなこと知らんかったもん。入ったばかりの頃、いやーずいぶん覚えなきゃだめなこといっぱいあるな、、覚えきらんでって非常に苦労した。覚えきらんけど覚えなきゃ仕事にならないから必死で頭に詰め込んだんだけど、逆にそれがよかったかもしれない。メモをとる癖がつくとメモがないと何にもできなくなるんじゃないのかね?
 
とまあそんな話はどーでもええか。そろそろ年も明けそうだから、歌でも歌って年を締めよう。てことで、ヤスジの最新曲、といっても作ったのは去年の5月だけど、この前もここにデモテープをアップしたあの「港町エレジー」のことですが、今日は弾き語りで歌い納めましょうぞ。
 
じつはこれ、きのう東京で仲間内の忘年会ライブがあったんだけど、ぼくは行けないからこの動画をセルフィーで録画して送ったの。VTRで飛び込み参加てわけ。その動画をここにもアップしちまうこの厚顔さはどうよ?しかもどアップやで。まあいいやね。いい夢見ろよ。悪夢にうなされるわ。じゃ、よいお年をー!