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ヤスマガ!第1号

いかがお過ごしでしょうか。
東京では街じゅう金木犀の香りが漂っています。すっかり秋ですね。

さて、今回がヤスジのメルマガ第1号となります。前回「プレビュー版」なるものをテスト的に配信しましたが、特に問題もなかったようでしたので本格的にスタートさせます。これからもどうぞよろしく。 なお、「プレビュー版」はこちらにアップしてあります。http://www.geocities.co.jp/・・・・(※現在このURLはありません)

今後は特にバックナンバーのアップはしないつもりですので、どうぞこのままメルマガ購読をご継続ください。

ところで「購読」というのは「購入して読む」っていう意味ですよね。タダでも購読とはこれいかに。数あるメルマガは無料のものがほとんどですけど、どれもが「どうぞご購読ください」なんて謳っている。インターネットをはじめた頃は、ヘタにそこいらをクリックするとあとから料金を請求されるんじゃないのかなと思ってドキドキもんでしたよ。曲をダウンロードして聴けるサイトとか、怖くてクリックできませんでした。考えてもみればクレジットカードの番号や住所なんかを入力しなければいい話なんですけどね。といっても、知らないうちに高額な電話代を請求されてるなんて事件も結構起きてるようなので油断大敵です。やはり自己防衛が大切でしょうね。

前置きはこの辺にして、ええっ、ここまでが前置きかい!ながいわっ!

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■更新情報■
久しぶりに「写真でエンジョイ」のコーナーを更新しました。
「トカゲ事件」の巻です。
こちらから↓↓
http://momoteng.com/e_photo/tokage/tokage001.htm
更新情報は以上!
ひ〜〜ぃ、いみねーーー。

「写真でエンジョイ」には、今月初めに那須高原へヴァカンスを楽しみに行った時の様子をアップしようと思っていたのですが、まだ手もつけていません。そのうちアップするつもりですがまだ未定です。寒くなった頃に夏を思い出すのもいいかもしれません。

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■ヤスジのたわごと■
このコーナーでは日頃なにかと感じたことやなんかをちょろっと述べてみようと思います。
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先日、日本テレビの夕方のニュース番組で「大量万引きで本屋が潰れる」という特集をやってましたが、見ていて自分の店で起きたことのように頭に血が上りました。やっぱりああいうものの万引きは中高生が多いようですね。番組でも言ってましたが、今は新古書店が本の買取をしてくれるから子供たちは金欲しさで万引きするんでしょう。

「新古書店」なんてへんな言葉ですけど、つまり古本屋のことですよね。うちなんかも新古書店の部類にはいるのかもしれませんが、メインはブックオフのような大型チェーン店をさすのでしょう。新古書なんてまさにブックオフが作り出した言葉なんじゃないんですか。古本のことは中古本と呼ぶし、これまでの古本屋のイメージを一新させるための戦略です。そしてそれがズバリあたって大成功を収めました。まあ、そのおかげでぼくも古本屋で食べていけるようになったとも言えるんですけど。

古書業界も新感覚持っていれば誰でも簡単に参入できるようになりました。従来の店主がデーンと店の奥に座って本を読みながら店番しているような古本屋はドンドン潰れていっています。かといって、うちのような町なかの小さな古本屋がブックオフのような買取や売り方をまねしたんじゃたちまち潰れてしまいます。周りでもそうして潰れていった店が何軒もあります。こういう小さい個人商店はその新感覚と従来の古本屋の駆け引き的な部分とをうまくミックスさせていかなくてはだめだと思うんです。

ちょっと話が本題からそれ始めたのでその話は次にでも譲るとして・・・

問題はその新古書店の買取です。出たばかりのものだと定価390円の本を300円くらいで買取りしています。そして350円くらいで売る。まさに薄利多売方式で、そういうやり方だから新刊本がほしくてしょうがない。だから子供たちがどこかから盗んできたと薄々わかっていつつも買ってしまうのです。その番組の最後に登場した元新古書店スタッフなる女性の証言には「ありえるな」と思いました。が、しかし、ああいう放送の仕方をされちゃ、ほかのまっとうに商売している古本屋のイメージまで悪くするじゃないかとの憤りも感じました。

その証言とは、どうみてもこんなに買えるはずがないだろうと思われる本の山を売りに来る子供に「これはどうしたの」と聞くと「へへ、わかるでしょ。ほかにも何かほしいものあったらすぐ持ってきますよ。(だから高く買ってね。)」と答えるそうで、それを店長に報告するとその店長は「いいんじゃない?うちもそれで集客できるんだし」なんていうことを言っていたというのです。その元スタッフという女性が本物なのかヤラセなのかはわかりませんが、視聴者からはどこの店でもそんな感じなのか?との受けとられ方をされかねませんでした。

確かにちょっとあやしいぞというような本を持ち込む子もいますが、それをいちいち「これは盗んできたんじゃないだろうな」と言うわけにもいきません。でもそんな「わかるでしょ」なんて言ってる子から買うなんて尋常じゃないですよ。うちだったら許しませんね。どうするかな?とりあえず買取るふりをして住所やら名前やら聞き出してから「ちょっと待った!」ってなりますかね。

もっとも、うちでは小中学生からの買取には親の承諾書を持ってきてもらうようにしています。“売ることを承諾しています”という紙に住所や名前など書いてハンコを押してきてもらいます。中には自分で書いて自分でハンコを押してくる子もいますが、それはもうしょうがない。子供が勝手にハンコを押せる状況にある家庭に問題があるということで、それは親の承諾済とみなしています。

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今回はなんだかかたっくるしい話になりました。最後まで読んでくださいましてありがとうございます。最後までというか、本当はもう少し続けたかったんですけど、腹八分目でやめときましょう。え?もう腹いっぱい?それじゃあ、消化された頃にでも第2号をお届けします。

ヤスジのメルマガ、試行錯誤を繰り返しつつがんばっていきますのでどうぞよろしく。
それではみなさまごきげんよう。
ご意見ご感想のメールもお待ちしています。
(このメルマガあてに返信してください。)


2002.9.26記  ヤスジ



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