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ヤスマガ!第26号

こんにちは、ヤスジです。

いつものごとく久しぶりのヤスマガです。
久しぶりにHPを更新したのでそのお知らせです。

夜も更けたら四方山話コーナーに検問の思い出話をアップしました。なんでいきなりそんな話を?いや、思い出したからです。ぼくのところのBBS「ネオ二階から目薬」に怒りのカキコをしてくれたお友達の話を読んで思い出しました。そうだそうだ、ぼくにもこんなことがあったなーって。

それにしてもどうして警官には勘違いしてるやつが多いんでしょうか。もちろんいい人もたくさんいますけど、自分が偉いと勘違いしている人も確かにいます。どちらかというと年配の警官にそういう人が多いように思いますね。おそらくむかしの体質をそのまま引きずっているのでしょう。改革なくしてなんとやら・・。

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■更新情報■

夜も更けたら四方山話
「あなた何様?〜検問の思い出〜」
http://momoteng.com/yomo/y031121kenmon.htm

いまだにムカムカする思い出話です。

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それと似たような別のお話をここだけに少し書いておきましょう。
これまた年配おまわりはんの理不尽な仕打ちです。

かなり古い話で、ぼくがまだ函館にいた頃のことです。
18,9歳の浪人時代のことです。ぼくは高校を卒業してからすぐに原付の免許をとって親父のスーパーカブ(そば屋が出前の時に乗ってるあれ)を乗り回していました。

その日もカブで友達の家へと向かっていました。川沿いの砂利道をスリップしないように慎重に運転していると、向うから白チャリに乗ったおまわりはんがたまたま通りかかりました。ぼくは別に何も悪いことはしていないのでそのまま行き過ぎようとするとおまわりは手をあげて
「はーい、ちょっと停まって」
と言って、意味もなくとめました。

「はい、免許見して」
十代のぼくは何も抵抗することなく素直に免許証を提示しました。
もちろんなんの問題もありません。

「自賠責証明書、見して」
そんなもんまで出させるのか?素直なぼくもさすがになんでやねんと思いましたが、口答えするほどの勇気はありません。カブの脇に付いている小さな開けにくいケースを開けてそこに入れてあった自賠責保健の証明書を取り出して渡しました。

自賠責保健の証明書はたしかに免許証と同じようにいつも携帯していなくてはいけない決まりですが、そんなものを提示させるなんて話聞いたこともありません。そのおまわりはよっぽど点数稼ぎをしたかったのでしょうか、なんとかキップをきる口実を探していたに違いありません。

そこへ後ろの方からもう1台スクーターがやってきました。ぼくと同じくらいか少し年上くらいの人でした。その人もやっぱりとめられて「免許!」と言われていました。そしてぼくと同じように「自賠責証明書!」と言われるとその人は困惑した顔で「自賠責のは今もってません」と言いました。

おまわりの目がたしかにキラリと輝きました。自賠責証明書を持っていないと聞くや、ぼくには「もう行っていい」と偉そうに言い放ってから、じわじわと獲物の料理にとりかかったようでした。ぼくはやれやれと思いながらそそくさとその場を立ち去りましたが、その人はなんともお気の毒です。

名づけて「自己満取締り事件」です。



それではまたお会いしましょう。
ごきげんよう。

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2003.11.22 ヤスジ記



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