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ヤスマガ!第3号


こんにちは、ヤスジです。
このまえ第2号を配信したばかりなのに早くも第3号のお届けです。いま北朝鮮からの一時帰国の方々のニュースで持ちきりですけど、ぼくもちょっと思うところがあったりするものでここで少し述べさせてもらおうと思い早くも第3号の発行となったわけです。

のつもりだったのですが、今書き終わって読み返してみたらちょっと重たすぎる感じでしたのでそれはやめにしました。勝手ながらそれ以外の原稿だけお届けいたします。
もったいぶるようですみません。そんなつもりじゃないんですが、やはりこういう問題は安易には書けないなと思った次第です。

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■ヤスジの買い物メモ■ 〜藤子不二雄Aランド〜

ぼくは漫画屋(古本屋)をやってるくせにあんまり漫画は読みません。読むことは読みますが量的にあまり読まないということです。もうほとんど決まった人のものだけですね。藤子不二雄、水木しげる、サトウサンペイ、江口寿史、泉昌之、さくらももこ、ねこぢる、のものはすすんで読みたいと思う漫画です。

他には「ブラックジャック」「サバイバル」「巨人の星」「マカロニほうれん荘」といった作品も好きで何度も読みました。そうです。ぼくはあまり新開拓はせずに気に入ったものを何度でも読むほうなんです。もう筋書きやセリフやオチまで憶えているのに何度も読んでしまうなんてちょっと変ですかね。作者から見ればかがみのような読者かもしれませんね。

前置きが長くなりました。ここからが本題の「藤子不二雄Aランド」なんですが、これは1980年代半ばに刊行された「藤子不二雄ランド」という全301冊の藤子不二雄全集(セレクション?)の復刊版なのです。

当時鳴り物入りで登場した割には「藤子不二雄ランド」は売れなかったそうで、すぐに廃刊になりました。そのせいでその後かなりのプレミアが付いてファンの間では高値で取引されているようです。それが今年の6月から復刊されることになって藤子ファンのぼくはさっそく予約注文したのです。

ご存知の方は多いと思いますが、藤子不二雄というのは藤本弘(藤子・F・不二雄)氏と安孫子素雄(藤子不二雄A)氏との合作ペンネームなのですが、合作と言いつつほとんどがどちらか一方の作品なのです。"レノン・マッカートニー"とクレジットされていてもジョンレノンかポールマッカートニーどちらかの作品だったように。

今回復刊されたのはA氏のものだけの全149冊。それで「藤子不二雄"A"ランド」なのです。これが毎月4冊ずつ刊行され、全149冊が出揃うまで3年もかかります。今月でようやく5回目の配本。でも毎月月末近くなると佐川急便で送られてくるのが楽しみでしょうがありません。と言いつつ、まだ1冊も読んでいなくて家の本棚に並べてあるだけです。きれいにパラフィン紙のカバーをつけて。(さすが本職!自分でいうな!)漫画は読まなきゃ意味がないと思うんですけどこれじゃあ単なるコレクターです ね。そのうち読むつもりです。

じつは2セット予約しました。ひとつは自分用。もうひとつは将来店で売るためです。これに将来プレミアがつくかどうかは疑問ですが、全巻予約者がもらえる予約特典品にはおそらくかなりのプレミアが付くのではないかと踏んでいます。なんとなく先物投資のような気もしないでもないですけど、、、ちょっといやらしい話になってきました。

今回はいかにも古本屋らしい話題でしたが、興味のない人にとってはつまんなかったですか?興味のある人は復刊ドットコムのサイトを訪れてみてはいかがでしょうか。
http://www.fukkan.com/


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■更新情報■

今のところ特に更新はしていません。
毎回こうだ。だったらわざわざ更新情報なんて書かなきゃいいのにと思われそうですが一応体裁のため。あんまり意味なし。

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今回はちょっと中途半端な感じになっちゃいましたがどうぞお許しください。
第4号はもっとがんばりますのでこれからもどうぞよろしく。
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2002.10.20 ヤスジ記




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