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ヤスマガ!第14号

こんにちは、ヤスジです。

まるまる一ヶ月ぶりとなりました。
ヤスジのメルマガ「ヤスマガ!」配信です。

この一ヶ月の間に何名かの方にこのメルマガ購読をお申し込み頂いていたようでうれしい限りです。ありがとうございます。お申し込みがあると、もちろんそれが誰かということはわかりませんが「本日のお申し込み件数:○件」という案内が届きます。ところが、届かないこともあったのかどうか、今日気がつくと、お申し込み件数が思いのほか増えていました。ほんとうにうれしいことです。

せっかく申し込んだのにぜんぜん届かないじゃないか!と思われてはいけないので急きょ配信決定です。だからたいしたネタがないですが、月に一度のご挨拶ということで、どうぞお付き合い下さい。
(あれ?いつのまにか月刊になってるぞ。)


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■更新情報■

これといった更新はありませんが、一応先日3/21に「かつあげ店長」の話を更新しています。それは掲示板(ネオ二階から目薬)に書いたことをそちらに転載 しただけですけど。もしよろしければご覧になってみて下さい。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/6116/katsuten.htm

それ以外このところぜんぜん更新されてません。漫画エッセイなんてもう去年の7月から更新が止まってしまっています。「ああ、あれを書いたのはもう去年の7月の話かあ」と改めて月日の流れのはやさを実感しています。


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■ヤスジの戯れ話■ 〜車両故障〜

掲示板などでは書いていましたが、ぼくは今年になってからバンドを組んでいて、月に1回くらいですが深夜に音楽スタジオで集まって練習しています。ぼくを入れて4人メンバーですがそのうちの二人が埼玉にすんでいるので彼らに合わせてぼくはいつも1時間くらいかけてその埼玉のスタジオまで行きます。

店を閉めてから終電で行って、朝まで練習して始発で帰ってきます。そして数時間睡眠をとってまたお昼の12時から店を開くというなかなかハードなスケジュールですが楽しんでやっています。

それで昨日がその練習の日だったんですが、練習を終えていつものように電車に乗って帰ってきました。ぼくが住む小岩へ行くには、途中の西船橋という駅で乗り換えます。西船橋から小岩までは電車で10分くらいです。

その乗り換えの西船橋で電車の車両故障が発生しました。西船橋でというか、前の駅ですでに発生していたらしく、3分遅れで電車がホームへ入ってきました。朝の早い時間なので本数も少ないこともあって、3分の遅れとはいえ電車を待っていた客はみんな不満顔でした。

それでもみんなやれやれという感じで電車に乗り込んだのですが、こんどはその電車がなかなか発車しません。しばらくすると「ただいま車両点検中のためしばらくお待ち下さい」とのアナウンスが流れます。

いやな予感です。じつはその電車に乗り込んだ時点で車内はプラスチックの溶けたような臭いがしていたので、おや?とは思っていました。何度かしばらくお待ちくださいとのアナウンスが流れましたが状況はよくわかりません。

そのうちヘルメットをかぶった鉄道作業員の男性がふたりぼくの乗っていた車両にドヤドヤと乗り込んできて、なにか叫びながら手動で線路側の閉じていたドアを開けました。するとそのプラスチックの溶けたような臭いは一段と強くなりました。その車両の間下で何かが燃えているか溶けているかしているようなのです。

おいおい、大丈夫か?と、かなり不安になりましたが、とくに降りてくれとも言わないので乗客はみんな不安げな顔をしながらもそのままシートに腰掛ています。

立ち上がってその様子を覗きにいったおじさんいて、自分が座っていたところに戻ってくると隣でウォークマンを聞いていた見ず知らずのお姉さんに話し始めます。

「なんだかくさいでしょう?燃えてるんです。この下で燃えてるんですよ」

なんだか得意げです。でも慌てていないところをみるとたいしたことはないのでしょう。そのお姉さんはちょっと迷惑そうな顔をしつつも「あ、そうなんですか」とちゃんと受け答えをしていました。

ぼくはそのおじさんの言葉を聞いて燃えていることを知ったわけですが、不安は募ります。そういえば先日の韓国での地下鉄事故の映像でも、火災発生直後の映像では乗客はそれほど慌ててなくて、余裕で腕組してる人なんかもいたなということを思い出しました。

これは早めに自主避難した方がいいかもしれないなと思い、その車両を避けて3両ほど前の車両へ乗り換えました。

自分だけ助かればいいのか?!いや、でも、「みなさん!ほかの車両へ乗り換えましょう!」なんて叫ぶほうがもっとおかしな奴ですよね。それでぼくは自主的に避難したわけです。

かれこれ30分近くたった頃ようやくまたアナウンスが流れました。「向側、3番線の電車が先の発車となりまーす」乗客はみんなぶつくさ言いながら電車を乗り換えましたが、まずは大事に至らなくてよかったよかったという話です。

たいしたオチもない話ですみませんでした。

しかしぼくはそのおかげで今日はいつも以上に睡眠不足でフラフラです。
こんなの書いている場合じゃなかった。さ、もう帰ろう。

ではまたヤスマガ!第15号でお会いしましょう。


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2003.3.31 ヤスジ記



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