プレ版 | 第1号 | 第2号 | 第3号 | 第4号 | 第5号 | 第6号 | 第7号 | 第8号 | 第9号 | 第10号 |
第11号 | 第12号 | 第13号 | 第14号 | 第15号 | 第16号 | 号外 | 第17号 | 第18号 | 第19号 | 第20号 |
第21号 | 第22号 | 第23号 | 第24号 | 第25号 | 第26号 | 第27号 | 第28号 | 第29号 |
HOME |
ヤスマガ!第4号 |
こんにちは、ヤスジです。 いやー、ジャイアンツは強いですね。西武ライオンズに4連勝。しかも毎試合大量得点で圧勝。ちょっと強すぎて手に汗握るおもしろさっていうのがなかった気がするのは残念ですが、巨人ファンのぼくとしてはまあ満足満足ってとこですね。 ところで今ニュース番組に桑田と清原がツーショットで出演していて色々インタビューに答えてるんですけど、うれしいですね。なにしろぼくは桑田、清原が大好きですから。そのインタビューで答えてる中に、桑田が一度引退しようかと落ち込んでたときに清原が励ましたってエピソードがあって、「普段はほとんど接点はないんですけど、肩を落としてる桑田の姿を見たらぼくもショックだったんで部屋まで行ったんですよ」のようなことを清原が答えてました。これが本当の友情ですよねー。普段は疎遠に見えてもいざとなると放ってはおけないと言うか、内面では繋がってると言うか、これですよこれ。 たまに「あいつと俺とは親友だ」なんて簡単に言ってしまう人がいますけど、だいたいそういうのは親友じゃないんですよね。本当の親友はそんなこと口に出すまでもないし、逆に照れくさくてそんなこと言えないものだと思いますよ。 それは夫婦でも同じようなもんじゃないんでしょうかね。新婚夫婦ならいざ知らず、もう何年も連れ添っていればそんな歯の浮くようなセリフは言えないもんでしょう?よく映画やドラマで「あなた最近愛してるって言ってくれないわ。もうわたしのこと愛してないんじゃないの?」なんて場面がありますけど、そんなセリフが出ること自体もう精神的繋がりは薄いってことなんじゃないんでしょうか。「なに馬鹿なこと言ってんだよ、愛してるに決まってるだろ」なんて返されたならそれはもううわべだけと思って間違いないでしょう。 とはいえ、これは男性の側の感性かもしれません。女性から見るとまた違うのかもしれませんね。もちろん同じ男性でも異論のある方は多々いらっしゃるかとも思いますが。 なんだか巨人優勝の話から恋愛論みたいになっちゃいました。 これまたとんだ粗相をば。 ではメルマガ第4号スタートです。 (だから前置きが長いんだって!) ******************************** ■更新情報■ 久しぶりに更新しました。「夜も更けたら四方山話」コーナーに「店長裏話 謎は深まるばかり」をアップしました。以前書いた店にくる不思議なお客さんの話の続編です。以前書いた文章もここからリンクして読めるようになってますのでまずはここへジャンプ! http://momoteng.com/yomo/u021030_egg2.htm ******************************** ■ヤスジの戯れ話■ 〜○ョーケンVSヤスジ〜 先日こんなことがありました。 昼に店を開けるとすぐにお客さんから問合せの電話が入りました。「インターネットで見てるんですけど、○原○一さん○ョーケンさんの『**** LIGHT』ってCDが載ってますが、在庫はまだありますか?」ぼくは間髪入れず「はい、ございます」と答えました。 なぜ間髪入れずなのかというと、この『**** LIGHT』というCDはぼくも大好きなアルバムで、まだCDがなかった頃からレコードで持っていたほどのものです。そのCDが店の在庫としてあって(もちろん自分の分は別にある)、もうずいぶん長い間売れずにあったもので「おお、売れた!」とつい舞い上がってしまったのでした。 そのお客さんはあとで店まで直接買いに行くのでとっておいてほしいとのことでした。もちろん「かしこまりました!ありがとうございます!」と答えました。 それから夕方近くなってそのお客さんが来店しました。 「いらっしゃいませ。こちらの商品でよろしいですよね」 「ああ、そうそう、これこれ。やっとみつけたー」 お客さんもうれしそうでした。 そして会計をしているとお客さんがぼくに話し掛けます。 「それにしてもさっき電話した時、よくすぐに在庫があるってわかりましたねえ」 「ええ、ぼくも結構好きなんですよ」 するとなぜかそのお客さんは急にソワソワしだして饒舌になりました。 「そうですか、はあ〜そうですか。失礼ですけどおいくつですか?」 なんだ?この人はいったい。急に歳を聞いてくるなんて本当に失礼だな。 ちょっといぶかしく思いながらも「○○才です」と答えると、 「あー、やっぱりそのくらいの世代ですか。いや、実はこれ本人用なんですよ」 「え?」 「本人が自分のものでこれだけ持ってなくてあちこち探してたんですよ」 「あ、そうですか」 ぼくはそっけない返事をしてしまいました。 その人は○ョーケンさんのマネージャーか何かはわかりませんが、関係者の方なんでしょう。○ョーケンさん本人に頼まれて買いにきたようでした。その買いにきた先で「ぼくも結構好きなんですよ」と言う言葉を聞いたものだからうれしくなっちゃったんでしょうね。 「そうですかそうですか。聴きに行ったりはしました?」 「え?」 「コンサートとか行かれましたか?」 「いや、別にそういうんじゃないんで…」 またまたぼくはそっけない返事をしてしまいました。あとから思うと悪いことしたな、もっと愛想よく話をすればよかったなと思いましたが、その時はいきなりの話の展開にちょっと引いてしまったのでした。 しかもぼくは正直言ってただそのアルバムが好きなだけで別に○ョーケンのファンじゃないんです。役者としては好きなほうですが別に思い入れなどはないのです。それなのに「ぼくも結構好きなんですよ」と言ってしまったことによって○ョーケンのファンだと思われてしまうことになぜか抵抗を感じたのでした。 そのお客さんも愛想の悪い店員だなと思ったかもしれません。すみません。別に悪気はなかったんですが、なんかサインをもらってきてあげましょうなんて展開になったらいやだなとか考えちゃったんです。それでつい事務的な相槌を打っちゃって。 商売人失格ですね。 でも下手な愛想笑いをするより人間的でいいかも。<<自分で言ってろ! ******************************** 東京で商売をしているとこういうこともあったりしておもしろいものです。それにしても自分のCDを中古屋で買うなんておもしろいですよね。もう廃盤で手に入らないんでしょうか。そういえばこの前は徳間書店の社員の人から漫画の注文を受けました。それがなんと徳間書店発行のコミックス。なんか変ですね。 では次号もどうぞよろしく。 ご意見ご感想のメールもお待ちしています。 (このメルマガあてに返信してください。) 2002.10.31 ヤスジ記 |